いえとち手帖

家と土地のこと、業者に連絡する前に。

外壁・屋根の塗装と見積もり

外壁塗装の助成金と費用の目安:30市区の制度を確かめて計算するツール

外壁や屋根の塗り替えを考えはじめて、「住んでいる市区で助成金が使えるのか」「全部でいくらくらいかかるのか」が分からず止まっている人向けのページです。市区町村と家の広さを選ぶと、使える制度の条件・上限・受付期間・窓口と、費用の参考額が一度に分かります。

この記事の結論

  • 当サイトが2026年10月25日に公式ページで確かめた30市区のうち、外壁・屋根の塗装に使える制度があって受付中なのは7区市(世田谷区・大田区・杉並区・江東区・葛飾区・品川区・川口市)でした。世田谷区と江東区は屋根だけが対象です。
  • 上限(定額の制度はその額)は5万〜20万円で、工事費の全額が出る制度は見つかりませんでした。遮熱・高反射の塗料に限る、区内の業者が施工する、工事の前に申請する、といった条件が自治体ごとに違います。
  • 川崎市・相模原市・名古屋市・広島市・江戸川区などは、塗装の補助はない(または対象外)と案内しています。横浜市・大阪市・京都市・札幌市・仙台市・さいたま市の補助は断熱改修が対象で、塗装だけの工事には使えないか、使えると書かれていません。
  • 一覧にない市区町村は、住宅リフォーム推進協議会の支援制度の検索サイトで探し、自治体の窓口で塗装が対象かを確かめます(調べ方)。
  • 費用は、大田区が助成額の計算に使う標準工事費(外壁・屋根の塗装は1m²あたり7,000円)と、当サイトの面積の仮定で出した参考額です。相場ではないので、金額は見積もりで確かめてください。
目次(9項目)
  1. 自分の市区町村で、助成金と費用はどうなる?
  2. このツールで分かること・分からないこと
  3. 30市区の確認の結果は?(一覧表)
  4. 一覧にない市区町村は、どう調べればよいですか?
  5. 費用の参考額は、どう計算している?
  6. 助成金を使うなら、どの順番で進める?
  7. よくある質問
  8. 見積もりは、どう取る?
  9. 出典

自分の市区町村で、助成金と費用はどうなる?

下の項目を選ぶと、結果がその下に出ます。計算はこのページの中(読者のブラウザの中)だけで行い、選んだ内容をどこにも送らず、保存もしません。名前や連絡先は聞きません。

年
結果を出すには JavaScript を有効にしてください。下の一覧表でも同じ内容を読めます。

このツールで分かること・分からないこと

  • 分かること: 選んだ市区町村に、外壁・屋根の塗装に使える助成金・補助金があるか。あれば、制度の名前・助成額と上限・塗料などの条件・主な申請の条件・受付期間・窓口・出典。延床面積から出した塗る面積の目安と、費用の参考額。
  • 分からないこと: 審査に通るか、予算が残っているか(どちらも自治体が決め、日々変わります)、実際の見積額、収録していない市区町村の制度(調べ方は下の節)、国や都道府県の制度。
  • 築年数を聞く理由: 建てられた時期が条件になる制度があるためです(川口市は、1981年6月1日以降に建築確認を受けた住宅か、耐震基準への適合が確認できる住宅が対象)。

収録したのは、人口の多い東京23区の13区、政令指定都市14市、中核市などの3市(八王子市・川口市・船橋市)の計30市区です。どれも2026年10月25日に、各自治体の公式ページで確かめた内容だけを入れています。

30市区の確認の結果は?(一覧表)

外壁・屋根の塗装に使える制度があったのは、受付中が7区市、塗装が入るかを確かめる必要があるものが2区(北区・目黒区)、受付が終わったものが1市(八王子市)です。表の「確認した範囲で見つからない」は、当サイトが探して見つけられなかったという意味で、制度がないと言い切るものではありません。

市区町村確認の結果制度助成額・上限/メモ出典
東京都 世田谷区塗装に使える制度あり(受付中)令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金(屋根の高反射改修)
屋根の高反射改修。遮熱塗装が当たるかは、区の申請の手引きで確かめる
屋根の高反射改修は10万円(10月1日以降の後期受付分。前期は7万円)。補助金全体の上限は20万円令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト
東京都 練馬区確認した範囲で見つからない—区の補助金(カーボンニュートラル化設備設置補助金)の対象は、太陽光・エネファーム・エコキュート・高断熱窓とドア・LED照明で、外壁・屋根の工事は入っていない練馬区 補助制度(環境)
東京都 大田区塗装に使える制度あり(受付中)大田区住宅リフォーム助成事業(令和8年度)
外壁の塗装・屋根の塗装(対象工事の一覧にあり、遮熱・断熱の塗料に限るとは書かれていない)
助成対象額の10%、上限20万円(A区分)。助成対象額は、標準工事費(外壁・屋根の塗装は1m²あたり7,000円)の合計と、税抜の総工事費の低いほう大田区住宅リフォーム助成事業
大田区住宅リフォーム助成事業のご案内(令和8年度 PDF)
東京都 江戸川区塗装の補助はない・対象外と案内—一般住宅の外壁塗装などへの助成金の制度はない、と区のページに書かれている。屋根・外壁・窓の断熱・遮熱の工事は、住宅リフォーム資金の融資あっせん(区が利子の一部を負担。優遇の利率は年0.9%で一般は年2.0%、限度は見積額の8割・最大500万円、着工前に相談)の優遇の対象江戸川区 住宅リフォーム資金融資
東京都 足立区塗装の補助はない・対象外と案内—住宅改良助成制度はあるが、外壁・屋根の塗装は対象のメニューにない(屋根は軽量化の工事だけ)足立区 住宅改良助成制度
東京都 杉並区塗装に使える制度あり(受付中)令和8年度 杉並区エコ住宅促進助成(高日射反射率塗装)
高日射反射率塗装(屋根・外壁)。既存住宅だけ
助成対象経費の20%、屋根・外壁を合わせて上限15万円杉並区 エコ住宅促進助成 手続き案内(令和8年度)
東京都 板橋区確認した範囲で見つからない—区の「住宅リフォームをお考えの方へ」のページにある助成は、子育て世帯の安全のためのリフォーム・高齢者・耐震・障がいのある人の制度で、塗装は対象として示されていない板橋区 住宅リフォームをお考えの方へ
東京都 江東区塗装に使える制度あり(受付中)江東区 地球温暖化防止設備導入助成(個人住宅用)の高反射率塗装
屋根・屋上・ベランダの日射が反射する部分だけ(壁面は対象外)。JIS K5675 の規格を満たすか、日射反射率(近赤外域)50%以上の塗料
施工面積1m²あたり1,000円、上限20万円江東区 (個人住宅用・集合住宅用)地球温暖化防止設備導入助成
事業のご案内(個人住宅用・PDF)
東京都 葛飾区塗装に使える制度あり(受付中)令和8年度 かつしかエコ助成金(個人住宅用)の高反射率塗装
高反射率塗装。塗料の性能などの条件は区の手引き(PDF)で確かめる
屋根等または壁は一律5万円/戸、屋根等と壁の両方は一律10万円/戸令和8年度 《個人住宅用》かつしかエコ助成金のご案内
(個人住宅用)高反射率塗装
東京都 品川区塗装に使える制度あり(受付中)品川区 住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)の遮熱性塗装
遮熱性塗装(部位ごとの扱いは窓口で確かめる)
工事費(税抜)の10%、上限20万円(区民の場合)住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)
東京都 北区制度あり・塗装が入るか要確認北区住まい改修支援助成
外壁塗装が対象工事に入るかは、区の対象工事一覧(画像)を当サイトが読み取れず未確認。工事中の写真として、コーキングや足場の写真を求める記載はある
見積額と工事後の費用(いずれも税抜)の低いほうの20%、上限10万円北区 住まい改修支援助成
北区 再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成(令和8年度)
東京都 中野区確認した範囲で見つからない—区の省エネ設備の補助(2026年度)の対象は、太陽光・蓄電、高断熱窓、ハイブリッド給湯器、エネファーム、エコキュートで、外壁・屋根の塗装は書かれていない中野区 省エネ設備の補助のチラシ(2026年度・PDF)
東京都 目黒区制度あり・塗装が入るか要確認目黒区住宅リフォーム資金助成(一般リフォーム)
屋根・外壁などの改修は、一戸建て(区分所有の登記がないもの)だけが対象。塗装が入るかはページに書かれていない
税抜工事費の10%、上限10万円目黒区 住宅リフォーム資金助成
東京都 八王子市塗装に使える制度あり・今年度は受付終了令和8年度 八王子市居住環境整備補助金(長寿命化改修工事)
屋根・外壁の塗装、屋根の葺き替え(壊れた部分の修復・補修は対象外)
対象工事費の20%以内、上限5万円令和8年度 八王子市居住環境整備補助金のご案内
神奈川県 横浜市断熱改修の補助だけ(塗装は対象外か、書かれていない)令和8年度 既存住宅断熱改修補助制度断熱改修の補助(最大150万円・120万円の類型がある)。塗装が対象とは書かれていない。申請は市の登録事業者が行う。本申請は2026年5月1日〜11月30日令和8年度 既存住宅断熱改修補助制度
神奈川県 川崎市塗装の補助はない・対象外と案内—「リフォームを目的として実施している外壁塗装工事や屋根の補修工事等に対する助成制度はない」と市のよくある質問に書かれている(ページの更新は2025年6月5日)川崎市 住宅の助成制度について知りたい
神奈川県 相模原市塗装の補助はない・対象外と案内—外壁の塗り替え、屋根の葺き替えや塗り替えの補助は行っていない、と市のよくある質問に書かれている(ページの更新は2026年6月24日)相模原市 よくある質問(外壁・屋根の塗り替えの補助)
埼玉県 さいたま市断熱改修の補助だけ(塗装は対象外か、書かれていない)令和8年度 さいたま市省エネ・断熱住宅普及促進補助金対象は断熱(全体改修は外壁などの躯体工事が必須)・窓・ドア・給湯機などで、塗装・遮熱は対象の一覧にない。令和8年度は予算満了で受付終了さいたま市 住宅に省エネ対策等を実施した場合の補助制度はありますか
令和8年度 申請手引き(PDF)
埼玉県 川口市塗装に使える制度あり(受付中)令和8年度 川口市住宅リフォーム補助金(後期)
対象工事の一覧で、外壁の改修(修繕・塗装・張替え)と屋根の改修(塗装・葺き替え・防水工事)が「○」
工事費の5%、上限10万円(税込20万円以上のリフォーム工事)令和8年度 川口市住宅リフォーム補助金
対象工事一覧(令和8年度・PDF)
千葉県 千葉市確認した範囲で見つからない—住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金の対象は、太陽光・ZEH+・エネファーム・蓄電池・窓の断熱改修で、外壁・屋根の塗装や断熱は入っていない千葉市 住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金(住宅向け)
千葉県 船橋市塗装の補助はない・対象外と案内—住宅バリアフリー・断熱改修支援事業(工事費の10分の3、上限8万円)は「外壁塗装は助成対象外」と明記。屋根の扱いはページから読み取れない令和8年度 住宅バリアフリー・断熱改修支援事業
大阪府 大阪市断熱改修の補助だけ(塗装は対象外か、書かれていない)大阪市住宅省エネ改修促進事業天井・屋根・外壁・床の断熱改修は対象(省エネ基準レベルは2/5・上限30万円など)。「外壁塗装工事及び屋根の葺替工事は補助対象外」と明記大阪市住宅省エネ改修促進事業 補助の内容
大阪府 堺市確認した範囲で見つからない—住宅・建築物防火改修等促進事業のページに「外壁、屋根の塗装は対象外」とある。塗装に使える別の制度は見つからない堺市 住宅・建築物防火改修等促進事業
愛知県 名古屋市塗装の補助はない・対象外と案内—外壁の塗り替えなど、住宅の性能維持のための一般的なリフォーム・修繕を補助する制度はない、と市のよくある質問に書かれている(ページの更新は2025年3月21日)。耐震・バリアフリー・省エネのための改修には別の制度がある名古屋おしえてダイヤル 住宅のリフォームや修繕に関する補助制度
京都府 京都市断熱改修の補助だけ(塗装は対象外か、書かれていない)令和8年度 既存住宅の断熱改修等補助断熱改修(窓が必須。天井・外壁・床)は補助対象経費の2/3、上限120万円。屋根の断熱・遮熱・塗装は書かれていない。受付は2026年5月1日〜11月30日で、契約・着工の前に申請京都市 既存住宅の断熱改修等補助について
兵庫県 神戸市確認した範囲で見つからない—市の「住まいの断熱化の推進」のページは国の住宅省エネ2026キャンペーンの案内で、市独自の塗装の補助は見つからない。市のよくある質問「外壁塗装や屋根の改修工事の補助はありますか」は、当サイトの確認の方法では読めなかった神戸市 住まいの断熱化の推進
北海道 札幌市断熱改修の補助だけ(塗装は対象外か、書かれていない)令和8年度 札幌市住宅エコリフォーム補助外壁全体・屋根(天井)全体の断熱改修は対象(総工事費の10%、上限50万円)。塗装や葺き替えは対象として書かれていない。令和8年度の受付は第1回5月22日〜6月4日、第2回9月4日〜9月17日札幌市住宅エコリフォーム補助 令和8年度パンフレット(PDF)
福岡県 福岡市確認した範囲で見つからない—市のページに「現在、福岡市が実施する断熱窓への改修の補助制度はございません」とあり、外壁・屋根の塗装の補助も見つからない(国の制度の案内はある)福岡市 住宅窓の断熱改修について
宮城県 仙台市断熱改修の補助だけ(塗装は対象外か、書かれていない)せんだい健幸省エネ住宅補助金(部分改修向け)壁・屋根・天井の断熱(熱抵抗値2.0以上)は上限30万円。塗装・遮熱は書かれていない。第3回の受付は2026年12月1日〜10日(申込が多いと抽選)せんだい健幸省エネ住宅補助金(部分改修向け)
広島県 広島市塗装の補助はない・対象外と案内—「広島市では外壁や屋根の塗装に対する補助は行っておりません」と市のよくある質問に書かれている(ページの更新は2025年2月16日)広島市 住宅の外壁や屋根の塗装などのリフォームに対する補助はありますか

すべて2026年10月25日に各自治体の公式ページで確認。受付の状況は日々変わるため、申し込む前に窓口で確かめてください。

一覧にない市区町村は、どう調べればよいですか?

一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会の「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」で候補を探し、自治体の公式ページと窓口で中身を確かめます。検索サイトは都道府県を選ぶと市区町村ごとの制度を探せますが、サイトには「最新の情報については各地方公共団体にお問い合わせください」と書かれています。申し込む前に、必ず自治体で確かめてください。

1. 検索サイトで候補を探す

都道府県を選び、自分の市区町村の制度を一覧で見ます。支援の分類には耐震化・バリアフリー化・省エネルギー化・環境対策・防災対策・同居対応・その他があります。当サイトが確かめた30市区では、遮熱・高反射の塗装を対象にする制度と、住宅リフォーム全般の助成の中で塗装も対象にする制度の両方がありました。分類では絞り込まず、市区町村の制度を全部見てください(当サイトの考え)。

2. 自治体の公式サイトで探す

制度の名前は自治体ごとに違います。自治体の公式サイトの中で、次のような語で探します(当サイトの整理)。

  • 「住宅リフォーム 助成」「住宅改修 補助」「住宅修繕 助成」
  • 「遮熱 塗装 補助」「高反射 塗装 助成」「省エネ 改修 補助」
  • 「外壁 塗装 補助」「屋根 塗装 助成」

見つからない場合は、ないと決めずに窓口に聞きます。住宅の担当課が分からなければ、代表の電話で「住宅のリフォームの補助について聞きたい」と伝えて、担当の課を尋ねます(当サイトの考え)。千葉県は、県に個人向けの住宅リフォームの助成制度はないとしたうえで、市町村の住宅建築の担当課に問い合わせるよう案内しています。

3. 窓口で確かめること

電話で聞くときは、次の順に確かめると、聞き漏れが減ります(当サイトの整理)。

  1. 外壁・屋根の塗装だけの工事は対象になりますか。遮熱・高反射など、塗料の条件はありますか。
  2. 施工する業者に条件(市内・区内に事務所があるなど)はありますか。
  3. 申請は工事の前ですか、後ですか。今年度の受付の締切と、予算の残りはどうですか。
  4. 申請に要る書類は何ですか(見積書、塗料のカタログや性能の証明、工事前の写真など)。
  5. ほかの補助や国の制度と一緒に使えますか。

答えを聞いたら、制度の名前と、ページがあればその URL を控えておきます。見積もりを頼むとき、業者に条件をそのまま伝えられます。進める順番は次の節のとおりです。

費用の参考額は、どう計算している?

参考額は「塗る面積の目安 × 1m²あたりの単価」で出しています。単価は公的な資料の値、面積の係数は当サイトの仮定です。

項目使った値根拠
1m²あたりの単価外壁の塗装 7,000円/m²、屋根の塗装 7,000円/m²(税抜)大田区住宅リフォーム助成事業(令和8年度)の「標準工事費」。助成額を計算するときに区が使う値で、市場の相場を調べた値ではありません
外壁の塗装面積延床面積 × 1.1〜1.4当サイトの仮定。窓の多さ・建物の形・軒の出で変わります
屋根の面積延床面積 ÷ 階数 × 1.1〜1.4当サイトの仮定。屋根の勾配・軒の出・形で変わります
坪とm²1坪 = 約3.3058m²1坪は6尺四方(1尺は10/33m)

たとえば延床30坪(約99m²)の2階建てで外壁と屋根の両方を塗る場合、外壁の面積は約109〜139m²、屋根は約55〜69m²になり、参考額は約115万〜146万円(税抜)です。ただし、この計算には足場・下地の補修・付帯部(雨どい・軒天など)の費用がどう含まれるかが入っていません。大田区の資料にも、標準工事費にそれらが含まれるかは書かれていません。使う塗料の種類でも金額は大きく変わるため、予算は見積書で確かめてください。

当サイトは、住宅リフォーム推進協議会の「2025年度 住宅リフォームに関する消費者実態調査」も確かめましたが、外壁・屋根の塗装に限った金額は本文から読み取れなかったため、この計算には使っていません。

助成金を使うなら、どの順番で進める?

条件の確認、見積もり、申請、工事の順に踏み石を進み、足場のある家に向かう様子を表したイラスト
工事の前に申請が要る制度が多い(イメージ)

多くの制度で、工事の前に申請や事前協議が要ります。順番を間違えると対象外になるため、見積もりを取る前に条件を確かめます(順番は当サイトの整理。各制度の決まりは一覧表の出典のとおり)。

  1. 条件を確かめる: 業者の所在地(区内・市内の業者に限るか)、塗料(遮熱・高反射の性能が要るか)、申請の時期(着工前か、完了後か)、受付の締切と予算の残り。
  2. 見積もりを取る: 条件に合う業者と塗料で見積もりを取ります。遮熱・高反射の塗料が条件の制度では、カタログや第三者機関の証明書が要るものがあります(江東区など)。
  3. 申請する: 着工前の申請が必要な制度では、交付の決定(内定・承認)を待ってから契約・着工します(八王子市・川口市・足立区などは決定の前の契約・着手を対象外としています)。
  4. 工事・支払い・完了報告: 写真を求める制度があります(大田区は工事前の写真、北区は工事前後と工事中の写真)。着工の前に、業者に撮影を頼んでおきます。

着工前に申請する制度の例は、大田区(事前申込)・江東区(着工前。1か月以上前を勧めている)・葛飾区(着工の4週間前までに事前協議)・品川区・北区・目黒区・川口市です。杉並区は工事と支払いが済んでから申請し、世田谷区は工事の契約後に事前登録をします。

よくある質問

助成金で、外壁塗装の費用はどのくらい減る?

確かめた制度の上限(定額の制度はその額)は5万〜20万円です(八王子市5万円、葛飾区は定額で5万円か10万円、川口市10万円、目黒区・北区10万円(塗装が対象になるかは要確認)、杉並区15万円、大田区・品川区・江東区20万円。世田谷区は屋根の高反射改修で10万円)。工事費の全額や大半が出る制度は、確認した範囲にはありませんでした。

遮熱塗料でないと使えない?

自治体によります。杉並区・葛飾区・江東区・世田谷区は高反射(高日射反射率)の塗装、品川区は遮熱性塗装が対象です。大田区・川口市は、外壁・屋根の塗装が対象工事に入っていて、遮熱・高反射の塗料に限るとは書かれていません。ただし、区内・市内の業者が施工することが条件です。

工事を始めてからでも申請できる?

着工前の申請が必要な制度が多く、その場合は着工後に申請しても対象になりません。杉並区のように完了後に申請する制度もあるので、制度ごとに確かめてください。

国や都道府県の補助金は使える?

このツールは市区町村の制度だけを収録しています。神戸市のページは、国の「住宅省エネ2026キャンペーン」で屋根・外壁の断熱改修などが対象になると案内していますが、そのページで塗装は挙がっていません。国・都道府県の制度は、それぞれの公式の窓口で確かめてください。

訪問してきた業者に「助成金で安くなる」と言われたら?

その場で契約せず、自治体の窓口に制度の有無と条件を自分で確かめます。北区は、「区役所の依頼で無料修理をしている」と名乗る業者の訪問について、区は無料修理を業者に依頼していないとして注意を呼びかけています。中野区も、契約を急がせる事業者に注意し、複数の事業者から見積もりを取るよう勧めています。玄関での断り方と、点検や契約をしてしまった後の対応は、外壁塗装の訪問販売の断り方にまとめています。

データはいつ見直す?

受付の状況は随時、制度の中身は年度替わり(4月)に、公式ページで確かめ直します。変わった点があれば、このページの更新日とあわせて直します。誤りに気づいたら、お問い合わせからお知らせください。

見積もりは、どう取る?

助成金を使うかどうかにかかわらず、金額と工事の内容は複数社の見積書で比べると判断しやすくなります。助成金を使う場合は、業者の所在地や塗料の条件を見積もりを頼むときに伝えます。自分で業者を探す方法のほか、条件に合う会社を紹介してもらうサービスもあります。紹介サービスの連絡の方法と紹介社数は、外壁塗装の一括見積もりサービスの比べ方で並べています。

相続した実家を直して住むか迷っている場合は、相続した実家はどうする?で、売る・貸す・直して住むなどの比べ方をまとめています。

外部の公式サイトへ移動します

塗装会社の心当たりがなく、どこに見積もりを頼めばよいかで迷っている人へ

条件に合う塗装会社の紹介を受けて、複数社の見積もりを比べる準備ができます

費用
外壁・屋根の塗装の相談は何度でも無料、と公式サイトに書かれています
かかる時間
申し込みにかかる時間は、公式サイトに記載がありません
分かること
中立な立場のアドバイザーから、条件・要望に合う会社の紹介を受けられる。紹介される社数の上限は、確認した公式ページに記載がありません
申込後の連絡
申込後の連絡の方法は、確認した公式ページに記載がありません。断りにくいときは、ヌリカエにお断りの代行を頼めます(窓口 0120-839-084、10:00〜19:00)

向いている人

  • 持ち家の一戸建てで、外壁か屋根の塗り替えを考えている人
  • 塗装会社を自分で探す手間を減らし、複数社の見積もりを比べたい人

向いていない人

  • 賃貸住宅に住んでいる人、分譲マンションの外壁(共用部分)の場合(→ 所有者・管理組合に相談)
  • まだ塗り替えるか決めておらず、会社からの連絡を受けたくない人(→ 先に上のツールと自治体の窓口で、制度と予算を確かめる)
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上の「費用」「分かること」は、ヌリカエの公式サイトに書かれていることです(2026年11月1日に確認)。助成金の条件を満たす会社が紹介されるかは、確認した公式ページに記載がありません。

出典