外壁塗装の相見積もりは何社に頼む?同じ条件で頼む依頼メモと、電話・メールの断り方の文例

外壁塗装の見積もりを1社から受け取ったものの、この金額が妥当なのか分からず、ほかの会社にも頼みたいけれど断るのが気まずい、と止まっていませんか。何社に頼むか、どんな条件をそろえて伝えるか、断るときに何と言うかを、この記事で順に決められます。
この記事の結論
- 相見積もりは2〜3社が目安です(当サイトの考え)。1社では比べられず、4社以上は現地調査と打合せの手間が増えます。
- 比べられる見積もりにするには、塗る範囲・付帯部・塗料のグレード・希望の時期を、全社に同じ内容で伝えます。下の依頼メモを使ってください。
- 相見積もりであることは、最初に伝えてかまいません。断るときは「今回は別の会社にお願いします」の一言で足ります。
- 見積書が届いたら、契約前に「住まいるダイヤル」(0570-016-100)の見積チェックで無料で相談できます。
目次(7項目)
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頼む会社の心当たりがない人は、近くの塗装業者を最大4社まで無料で紹介してもらえます
リショップナビ外壁塗装で塗装会社の紹介を無料で受ける紹介は無料で、紹介された業者と必ず契約する必要はない、と公式サイトに書かれています(2026年10月25日に確認)。
相見積もりは何社に頼めばよいですか?
当サイトでは2〜3社をすすめます。比べるには2社以上が要り、社数を増やすほど現地調査の立ち会いと説明を聞く時間が増えるためです。警視庁も、リフォーム工事を契約するときは複数社から見積もりを取ったうえで慎重に検討するよう呼びかけています。
1社だけだと、何が困りますか?
金額や工事の内容が妥当かを判断するための、比べる相手がいません。外壁の状態の見立て(ひびの補修が要るか、下地をどこまで直すか)も、1社の意見だけになります(当サイトの考え)。
4社以上に頼むと、何が困りますか?
多くの会社は見積もりの前に現地調査をするため、社数の分だけ立ち会いの日程が要ります。見積書の書き方も会社ごとに違うので、並べて読む手間も増えます(当サイトの考え)。2〜3社の見積もりで判断がつかないときに、もう1社足せば十分です。
同じ条件で頼むには、何を伝えればよいですか?
全社に同じ紙(またはメール)を渡すと、伝え漏れや言い違いが減ります(当サイトの考え)。次の依頼メモの項目を埋めて、各社に同じものを渡してください。項目は当サイトが作ったもので、分からない欄は空けたままで構いません。分からない点は現地調査のときに各社に見てもらい、その結果を比べます。
| 項目 | 書くこと | そろえる理由(当サイトの整理) |
|---|---|---|
| 建物 | 一戸建て/延床面積(坪)/階数/築年数 | 塗る面積と足場の大きさの前提になる |
| 前回の塗装 | 時期(分かる範囲)/そのときの塗料の種類 | 下地の傷み方の見立てに関わる |
| 塗る範囲 | 外壁のみ/外壁と屋根/付帯部(雨どい・軒天・破風・雨戸など)を含めるか | 範囲が違うと金額を比べられない |
| 塗料の希望 | グレード(例: シリコン・フッ素など)の希望、または「各社のおすすめと理由を1つずつ」 | 同じグレードで出してもらうか、提案の違いを比べるかを決めておく |
| 気になる症状 | ひび・色あせ・手に白い粉がつく・コーキングの割れ・雨漏りなど | 症状への対応の違いが、見積もりの差の理由になりやすい |
| 見積書の形 | 「一式」ではなく、項目ごとに数量と単価を書いてほしい | 住まいるダイヤルの見積チェックでも、一式工事などの不明瞭な項目は確認点とされている |
| 時期と予算 | 工事の希望の時期/だいたいの予算/助成金を使いたいか | 助成金には申請の時期や業者の条件がある場合がある |
| 連絡の希望 | 連絡してよい時間帯/電話かメールか | 打合せの負担を減らす |
住んでいる市区の助成金の条件と、費用の参考額は、外壁塗装の助成金と費用の目安を計算するツールで先に確かめられます。助成金を使いたい場合は、その条件(ツールの記事にあるような、区内・市内の業者が施工する、工事の前に申請する、など)を依頼メモに書いておくと、条件に合わない会社を早めに外せます。
モデルケース: 依頼メモを埋めた例
次は説明のための架空の例です。木造2階建て・延床30坪・築18年の一戸建てで、前回の塗装は12年前(塗料の種類は不明)。外壁と屋根、雨どい・軒天・破風を含めて、塗料は「各社のおすすめと理由を1つずつ」とし、見積書は項目ごとに数量と単価を書いてもらう。南側の外壁に手で触ると白い粉がつくことと、窓まわりのコーキングの割れを「気になる症状」に書き、連絡は平日の18時以降のメールを希望、と書いた1枚を3社に同じように渡す、という形です。
相見積もりであることは、業者に伝えてよいですか?
伝えてかまいません。当サイトの考えでは、最初の連絡か現地調査のときに「2〜3社に同じ条件でお願いしています」と伝えるほうが、後で断るときの気まずさが減り、各社も条件をそろえた見積もりを出しやすくなります。伝え方の例は次のとおりです。
- 「今回は3社に同じ条件で見積もりをお願いしています。条件はこのメモのとおりです。」
- 「金額だけでなく、どこを補修する必要があるかの見立ても比べたいので、理由も書いていただけると助かります。」
現地調査の日に契約を勧められても、その日は署名しないでください。自分から自宅での契約を求めて業者を呼んだ場合などは、訪問販売のクーリング・オフの規定が適用されないことがあります(特定商取引法26条6項1号)。ただし消費者庁の解説は、見積もりだけを目的に呼んだ業者と、その場で修理などの契約をした場合は、この除外に当たらないと考えられるとしています。修理を頼んで来た業者から別の工事を勧められた場合(台所の水漏れの修理で呼んだ業者から、台所のリフォームを勧められた場合など)も、除外に当たらないとされています。比べる前に契約すると、相見積もりの意味もなくなります。
頼む業者は、どう探せばよいですか?
自分で近くの塗装会社を探す方法と、一括見積サービスで紹介を受ける方法があります。訪問販売で来た業者は、比べる相手には入れないほうが無難です(当サイトの考え。理由は外壁塗装の訪問販売の断り方に書いています)。
自分で探す
近所で塗装をした家に聞く、地元の会社のホームページを見る、などの方法があります。候補の会社は、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で建設業の許可の有無と許可を受けた業種を、国土交通省の「住宅リフォーム事業者団体登録制度」に登録された団体の情報で加入の有無を確かめられます。請負代金が500万円未満などの軽微な工事だけを請け負う場合は建設業の許可が要らないため、許可がないこと自体は違反ではありません(国土交通省 関東地方整備局の案内)。
一括見積サービスを使う
心当たりの会社がない場合は、一括見積サービスで複数社の紹介を受ける方法があります。紹介された複数の会社から連絡が来る仕組みなので、連絡の方法・紹介の社数・お断り代行の有無で選んでください。5つのサービスの違いは外壁塗装の一括見積もりの電話と断り方の比較にまとめています。
断るときは、何と言えばよいですか?
断る理由を詳しく言う必要はありません。次は場面ごとに当サイトが作った文例です。
電話で断る
「先日はお見積もりをありがとうございました。検討した結果、今回は別の会社にお願いすることにしました。お時間をいただき、ありがとうございました。」
理由を聞かれたら「金額と内容を比べて決めました」で足ります。値下げを提案されても、決めた後なら「もう決めましたので」と伝えて終えてかまいません。
メールで断る
件名: 外壁塗装のお見積もりの件
「〇〇様 先日は現地調査とお見積もりをありがとうございました。家族と検討した結果、今回は見送らせていただくことにしました。丁寧にご説明いただき、ありがとうございました。」
現地調査の後、その場で返事を求められたとき
「ほかの会社の見積もりもそろってから、家族と決めます。〇日までにこちらから連絡します。」と、返事をする日を自分で決めて伝えます。その日までに断るか頼むかを連絡すれば、相手も次の予定を立てられます(当サイトの考え)。
一括見積サービスで紹介された会社を自分で断りにくいときは、運営への連絡やお断り代行が使えるサービスがあります。サービスごとの違いは一括見積もりの電話を減らす・断る方法で比べています。
見積もりが届いたら、何を確かめればよいですか?
同じ条件で頼んだ見積書を並べ、金額の差がどの項目から出ているかを見ます。国土交通省の案内では、住まいるダイヤルの見積チェックの主な確認点として、一式工事や特別割引などの不明瞭な項目・二重計上・不要な項目がないか、相場と比べて特に高額でないか、見積もりや図面の工事内容が希望と合っているか、追加費用の負担について合意があるか、が挙げられています。
見積チェックは、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの「住まいるダイヤル」(0570-016-100)で、無料で相談できます(国土交通省の案内)。名古屋市の案内によると、見積書を送ると建築士の相談員が後日電話で助言し、電話相談の受付は午前10時から午後5時まで(土日祝・年末年始は休み)です。
金額の差が出る理由は、外壁塗装の見積もりで差が出る理由で項目ごとに確かめられます。見積書のチェック項目の一覧は、別の記事で書く予定です。
向いている人
- 持ち家の一戸建てで、外壁か屋根の塗り替えを考えていて、頼む会社の心当たりがない人
- 依頼メモを用意して、2〜3社の見積もりを同じ条件で比べたい人
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相見積もりを頼める会社を自分で何社も探す時間がなく、迷っている人へ
依頼メモを用意したうえで、近くの塗装業者の紹介を受けて、2〜3社の見積もりを同じ条件で比べられます
- 費用
- 紹介は無料。紹介された業者と必ず契約する必要はない、とよくある質問で答えています
- かかる時間
- 申込みにかかる時間は、公式サイトに記載がありません
- 分かること
- 近くの塗装業者を最大4社まで紹介され、複数社の見積もりを比べられます。現地調査の日程調整の代行もあります
- 申込後の連絡
- 紹介された複数の業者から連絡が来る仕組みです。しつこい営業を受けたらリショップナビ外壁塗装に連絡するよう、公式サイトに書かれています
上の内容はリショップナビ外壁塗装の公式サイトに書かれていることです(2026年10月25日に確認)。紹介は最大4社です。2〜3社で十分なら最初の連絡のときにそう伝える方法がありますが、希望どおりの社数になるかは公式サイトに記載がありません。
出典
- 国土交通省「リフォーム見積相談制度」(住まいの安心総合支援サイト)(2026年10月25日に確認)
- 名古屋市「住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)」の案内(2026年10月25日に確認)
- 警視庁「点検商法」(2026年10月25日に確認)
- e-Gov 法令検索「特定商取引に関する法律」(26条6項1号)(2026年10月25日に確認)
- 福岡県「建設業許可業者の検索」(国土交通省 建設業者・宅建業者等企業情報検索システムの案内)(2026年10月25日に確認)
- 国土交通省 関東地方整備局「建設業の許可について」(2026年10月25日に確認)
- 国土交通省「住宅リフォーム事業者団体登録制度」(2026年10月25日に確認)
- リショップナビ外壁塗装(公式)(2026年10月25日に確認)
- 消費者庁「特定商取引に関する法律・解説(令和7年6月1日時点版)」第2章第5節 雑則(26条6項1号の解説)(2026年10月25日に確認)